着物買取の木綿・ウール・麻で仕立てた単・丹前などの男性着物

現代は街中で着物姿の人を見かけると女性の方が多いですが、もとは和装として全国で用いられていた着物ですから、男性の着物文化にもさまざまな面白みがあります。男性の着物は、女性とは違い華やかな染め模様が用いられたものは少なく、多くは織で風合いを見せるものや、縞模様のものなどが主となります。

また、単・丹前などといった男性特有の着物の着こなしには、女性の着物にはなかなか見出すことのできない江戸の粋の文化を垣間見ることができます。まず、男性の着物姿に特有のものに丹前があります。丹前とは、中綿の入った木綿で作られたものや、厚地のウールで作られたものなどの厚みのある仕立てになったもので、普通の着物のように腰のところで折り曲げて着るのではなく袖を通して肩から裾までをまっすぐ落として着るはおりものです。

もともとは17世紀に吉原で人気を博した勝山という遊女が考案したこの丹前という出で立ちは、勝山のもとに通っていた旗本たちに真似されることによって広まりました。また、単とは裏地の付かない仕立て方のことで、六月から九月の間は単の着物を着るのが決まり事となっています。男性の着物では、女性のように鮮やかな色や刺繍で飾り立てることをしない分、織や縞模様の色合いで風合いを表現することが大切になってきます。

ですから、正絹がメインの女性用の着物とは異なり、木綿・ウール・麻などの素材の反物が現代でも広く用いられています。正絹は絹を材料としているため、繊細さや光沢の美しさを表現するのには適していますが、男性的な力強さや素朴さを表現するのには向いていません。

そこで、男性着物に用いられるような木綿・ウール・麻を原料とする反物では、ハリや強さなど男性的な雰囲気を作り出すことができるのです。また、繊細な風合いに織り上げられた男性用の木綿の反物は、同じく繊細に織り上げられた絹ともまた異なる独特の風情を持っており、男性着物特有の味があります。

着物買取では、豊富な種類の着物を用意しています。ですから、こうした様々な織や風合いを楽しむことのできる男性着物は、着物買取で楽しむことができます。着物買取では、多くの着物を用意しているので、様々な素材の中からお気に入りの着物を見つけ出すことができます。着物を着る機会の少ない男性だからこそ、着物買取で手軽に着物を手に入れて日常に取り入れてみると新たな楽しみを見つけることができるでしょう。

着物買取ならば着物本体のみならず、着付けに必要な小物も合わせて手に入れることができるので、初心者でも安心です。